Windows Server 2016にActive Directory環境を構築しました。
Windows Server 2016にActiveDirectoryの機能を追加作成した「test.local」ドメインにWindows 10の端末を追加してみます。
インストール時のオプション
Windows 10インストール後の「接続方法を選択する」では、
「ローカルのActive Directory ドメインに参加する」を選択しました。

DNSサーバーの指定とTCP/IPv6の無効化
何も設定を変更せずにドメインに参加しようとするとエラーが表示されました。
ドメイン"test.local"のActive Directoryドメインコントローラー(AD DC)に
接続できませんでした。
ドメイン名が正しく入力されていることを確認してください。
名前が正しい場合は、[詳細]をクリックしてトラブルシューティング情報を調べてください。

ドメインに参加するには、ドメイン名に対応したActive Directoryサーバーを
DNSサーバーから教えてもらう必要があります。
IPアドレスの設定画面で、DNSサーバーのアドレスに今回構築した
Active DirectoryサーバーのIPアドレスを指定しておきます。

また、今回はActive DirectoryサーバーのIPv4アドレスしか
静的に設定していません。
IPv6で接続しないよう、TCP/IPv6の機能は無効にしておきました。

ドメインへの参加
左下のウインドウマークを右クリック。
「システム」を選択します。

「コンピューター名、ドメインおよびワークグループの設定」の「設定の変更」をクリック。

「システムのプロパティ」ダイアログが表示されます。
「コンピューター名」タブを選択し、「変更」をクリックします。

「コンピューター名/ドメイン名の変更」ダイアログが表示されます。
ドメインを選択して、作成したドメイン名(今回はtest.local)を入力。
OKをクリックします。

ユーザー名とパスワードの入力ダイアログが表示されます。
ユーザー名に「Administrator」
パスワードは、Active DirectoryサーバーのAdministratorパスワードを入力します。

ドメインに参加できました。

再起動が必要なことを知らせるメッセージが表示されます。

ダイアログを終了すると、再起動を促すメッセージが表示されます。
「今すぐ再起動する」を選択して、端末の再起動を行いました。

再起動後、ログイン画面ではサイン先に「TEST」ドメインが表示されるようになります。

次はドメインにユーザーを追加し、作成したユーザーでログインしてみます。
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テーマ:サーバ - ジャンル:コンピュータ
- 2016/10/07(金) 00:40:26|
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