Windows Server 2022 にIIS 10.0をインストールし、ASP.NETを有効化
Windows Server 2022にASP.NETが有効な状態でIIS 10.0をインストールしてみます。Windows Server 2019にIIS 10.0をインストールした時の内容を参考にしています。
Windows Server 2019 にIIS 10.0をインストールし、ASP.NETを有効化
IIS 10.0の追加
サーバーマネージャーの[管理] - [役割と機能の追加]を選択します。

「役割と機能の追加ウィザード」が始まります。次へをクリック。

「役割ベースまたは機能ベースのインストール」を選択して次へ。

対象サーバーの選択です。
IISをインストールするサーバーを選択して次へ。

サーバーの役割選択画面が表示されます。
「Webサーバー(IIS)」にチェック。

Webサーバー(IIS)に必要な機能を追加するかの確認ダイアログが表示されます。
「機能の追加」をクリックします。

「Webサーバー(IIS)」にチェックが付いたことを確認して次へ進みます。

次は、機能の選択画面です。
[.NET Framework 4.8 Features] - [ASP.NET 4.8]にチェック。
上記に加えて
[.NET Framework 4.8 Features] - [WCFサービス] - [HTTPアクティブ化]をチェックします。

[HTTPアクティブ化]をチェックしようとすると、必要な機能を合わせてインストールするか
確認のダイアログが表示されます。
「機能の追加」をクリックします。

[ASP.NET 4.8]と、[WCFサービス] - [HTTPアクティブ化]にチェックが付いたことを確認して次へ進みます。

続いてWebサーバーの役割(IIS)という画面が表示されます。そのまま次へ。

Webサーバー(IIS)のインストールする役割サービスの選択はそのままの状態で次へ。

最後の確認画面です。
「インストール」をクリックしてインストールを実行します。

インストール中...

インストール完了です。
「閉じる」でウィザードを終了します。

これでIIS 10.0のインストールは完了です。
サーバーマネージャーの「ツール」を開いてみると、
「インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャー」が追加されています。

IIS 10.0の動作確認
ちゃんとWebサーバーとして機能しているか確認してみます。
ブラウザでhttp://[サーバーIP]を表示すると、こんな画面が表示されるはずです。

レスポンスヘッダーを見てみると、Serverはちゃんと
「Microsoft-IIS/10.0」になっていました。

ASP.NETの動作確認
ASP.NETが有効になっているか確認します。
「C:\inetpub\wwwroot」に「sample.aspx」というファイルを作成します。

sample.aspxに、こんなプログラムを記載して保存します。
- <%@ Page Language="C#" %>
- <script runat="server">
- protected void Page_Load(Object source, EventArgs e) {
- MyLabel.Text = "日本語でこんにちは!";
- }
- </script>
- <HTML>
- <BODY>
- <asp:Label runat="server" id="MyLabel" />
- </BODY>
- </HTML>
保存時の文字コードは「UTF-8(BOM付き)」を選択します。
※UTF-8だと実行時にエラーになります。

ブラウザで、http://[サーバーIP]/sample.aspxを表示してみると、こんな画面が表示されると思います

ちゃんとaspxも動いてくれました。
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